【逃げ恥】ネタバレ有り令和の時代の生活スタイル結婚のあり方を考える



雑記
スポンサーリンク

新年早々に逃げるは恥だが役に立つ、通称【逃げ恥】の続編が放送されましたね!

今回は、みくりと平匡の契約結婚後の夫婦生活と妊娠したみくりと平匡に起こる様々な心と体の変化、2020年に起きたコロナウイルスによる生活環境の変化と二人を取り巻く人々の人生が垣間見えて短い時間にかなり凝縮された内容でしたね。

私の共感できるポイントとしては、妊娠出産においてですが、逃げ恥の登場人物の人生模様が多彩でいろんなポイントで多くの人が共感できるお話だったんじゃないかなぁ、と思います。

それでは今回の逃げ恥についてネタバレ有りで振り返ってみたいと思います。

夫婦別姓問題について

当たり前のように夫婦間で夫の姓に女性が合わすようになっていますが、本当にこれが大変。この苦労はほとんど女性しか体験していないのではないかと思う煩わしさで結婚後につきまとってくる手続きですよね。

実際、私はまだ変更ができていない銀行口座や、クレジットカードがある始末です。(結婚3年目)

作中では、みくりが平匡の姓に合わせることで同意し、その代わりに変更に伴う様々な手続きを平匡も分担して行うという、神対応でした。結婚すると(入籍すると)夫婦のあらゆる手続きが任意状があったりなかったりでできるようになるので、作中であったように平匡がみくりの代わりに手続きをすることは可能なんですよね。

しかしながら世の中にこれをしてくれる、できる男性はどれぐらいいるのだろうか。。。妻は夫に代わりいろんな手続きをする人は多い気がしますけどね。

夫婦別姓が良いとか悪いとかではなくて、お互いの負担をお互いで分業できるというのは夫婦として単純に素敵だなと思いました

夫婦別姓や選択的夫婦別氏制度について詳しくはこちら

妊娠発覚!妊娠報告の返事は一生忘れられない

みくりが妊娠検査薬で妊娠反応が出たことを伝えた際の平匡の塩反応を出産後も忘れることができなかったようにほとんどの女性が、旦那さんに妊娠を報告した時の言葉を忘れる事ができないと思います。

実際に検査薬だけでは正常な妊娠かを確認することはできません。子宮外妊娠であったとしても尿に含まれるホルモンの反応によって妊娠反応が出るので、検査薬だけでは確定ではないというのは確かにそうなのですが、この時に平匡のように冷静すぎる塩反応をされると不安になることは間違いないでしょう。

私は不安のあまり夫に報告するまでに4回も妊娠検査薬で陽性を確認しました。(やりすぎ)

しかしながら遠距離だったので電話で報告したときは、本当に妊娠しているのかを疑われて少し傷つきました。まだ病院に行く前だったのでそういう意味では確定では無いので疑っても間違いではないのですが、忘れられないですね。

反応にはぜひ気をつけましょう。

無理に大喜びする必要は無いですが、最初の反応はとても重要なので、少なくともポジティブな発言を心がけましょう。不安なのはお互い様、ですがそれを奥さんにバレないようにしましょう。

ひとまずこれを読んで勉強しときましょう

全力でサポートするという平匡の言葉

みくりさん、子どもが生まれるにあたって僕が全力でみくりさんをサポートします。なんでも遠慮なく言ってください。

違う!サポートって何?(みくりさんのお手伝いを)手伝いなの?一緒に親になるんじゃなくて?私だって子ども産むの初めてで何にもどうなるかわかんなくて不安なんです。それなのに私が一人で勉強して平匡さんに指図しないといけないの?一緒に勉強して一緒に親になって、夫婦ってそういうことじゃないんですか?

全力でサポートするという平匡の言葉。

これは一見してすごく心強くて嬉しいように思いますが、この時点でちゃんと返答できたみくりが素晴らしいですよね。しかもこんなに可愛く怒られたら嫌な気持ちを感じる前にこんなことを言わせた自分の不甲斐なさに後悔することでしょう

この言葉をきちんと理解して受け止めることができる平匡も偉いと思いますけどね。女性は妊娠発覚した時から母親になるし、男性は子どもが世に生まれてから徐々に父親になるようなイメージがありますよね。だからこそこんな風に受動的な考え方になってしまうんでしょうね。スタートダッシュが違うから。

みんながみんなそうではないですが、奥さんに教えてもらおうという人が多いのは間違いないでしょう。でもこれはほんと腹立たしいことなのでやめましょう。わかる人がやればいいと言うのは怠慢ですので気をつけましょう。

男性が思っているよりも女性のライフスタイルは変わるという記事です

みくりの妊娠による体調や精神状態の変化

作中でのみくりの体調変化は、凝縮された内容だったのでかなり駆け足であっという間に終わったという感じではありましたが、妊娠に伴うあらゆる変化を比較的、忠実に再現されていたような気がします。

妊娠初期にめっちゃくちゃ誤解されやすい眠りづわり

これは本当に尋常じゃない眠気を引き起こしますが、基本的にめっちゃ眠くなるだけなので経験がない方や男性には理解を得られない!(眠くない人もいると思う)なのでみくりの強烈な眠気で妊娠を察知した職場の人はかなり鋭いし、理解のある環境だと言えると思います。

私のことを思い返すと、妊娠初期は妊娠していることを隠してコールセンターで勤務していましたが、出勤時間ギリギリまで永遠に寝て生活していました。この時は別々で暮らしていたので生活のほとんどは寝ることを優先していたような気がします。どうしても眠気が抜けずに欠勤したこともあります。

実際に結婚していて、夫婦共に生活していたらこんな風には寝てばっかりいられないのが現実だと思います。女性が家事をこなすというのが一般的な世の中ですからね。特に妊娠初期の眠りづわりは眠たいだけで体型やその他は何も変わりないので、何もせずにだらけてるように見えるんですよね。

妊娠において一番とも辛いこととも言えるつわり

何も食べれない、匂いも受け付けないつわり。

これはもちろん仕事にも生活の全てに影響します。ひどい人では何も受け付けず入院する人もいますし、私の友人は妊娠中のつわりで9キロ痩せたとい子もいました。

妊娠においてこれが出産よりもきつかったという方は多いと思います。

作中では平匡はみくりが食べれるかもというものを必死に探し回り、帰ってくるという健気さでした。グレープフルーツのゼリーと聞いたら無いからといって妥協せずにちゃんとグレープフルーツ味のウィダーを買ってきているあたりが素晴らしいと思いました。

無いからといって違うゼリーを買ったりすると食べれないような場合がほとんどだからです。奥さんに指定されたものは忠実に守って買ってきてあげましょう

とにかく止まらない食欲の食べづわり

みくりはならなかったですがこの他にもつわりの逆のようなイメージの食べづわりがあります。とにかくこまめに何かを食べていないと気持ち悪くなるというのが食べづわりです。

私の場合はこれでした。とにかく柑橘系の飲み物(ポンジュースをがぶ飲み)を飲み続け、小さいおにぎりをずっと食べ続けていました。これはこれでまた理解されにくいつわりの一種で、妊娠における体重管理がかなり難しくなりますが確実に食べれないつわりよりはましです。

ゆりちゃんのために泣きまくるみくり

もちろんゆりちゃんだからこそ泣くんですが、妊娠中はホルモンバランスがめちゃくちゃになって精神状態が不安定になります。色々な感情が常に振り切れます。いつもなら気にならないことで怒ったり、少しのことで悲しくなって涙が出てきたり、悲観に思ったり。

男性の育休取得問題

子どもは社会で、夫婦で育てるものと言うみくりの言葉と、そもそも仕事を休めないと言うこと自体が異常ですよね。と言い切るみくりと平匡の共通認識が素敵ですよね。

奥さんだけが育休を旦那さんに取ってもらいたくても、旦那さんが鼻から無理だと考えていたら実現できるはずがないですよね。

しかしながら実際に男性社会では育休を取ることでよく思わない人も多くいるでしょう。世代の差ではあると思いますが、これから生まれてくる子どもたちがそんな固定観念に囚われて生きていく時代は変わってほしいと願います。そのためにも変わっていく背中を見せ続けないといけないと思います。

こんな育休パワハラはなくしていきたい。

みくりと平匡が訪れたfamiliarは横浜元町店

作中でみくりと平匡が訪れたfamiliar(ファミリア)は横浜元町店です。横浜の中華街にほど近い広々とした店舗です。

私たちもプレママセミナーで夫婦で沐浴の練習で訪れたことがあります。

familiarでは1000daysサービスと言うプレママから2歳までのあかちゃんがいらっしゃるママを対象とした育児サポートサービスを行っているので、イベントを確認して夫婦で参加するのもおすすめです。

家事のアウトソーシングと調理家電

令和の時代はできない時は外注してもいい。それを当たり前にしていきたいですよね。

手間暇かけてやることが美徳と言う料理は懲り懲りだし、簡単かつ美味しく作れる調理家電を使いこなすことも、時短になる掃除アイテムを利用して、きちんとこなすことだけでなく効率のいい家電を活用して時間を作ると言うのもいいと思います。

できないことで全てがとっ散らかり夫婦で共倒れするよりはお互いに無理な時は外注してしまってもいい。そんな風になるのはすごくいいですよね。実際はかなりハードルが高いように思いますが案外お得なのかもしれませんね。

これも夫婦の考え方が一致していないと難しいし、価値観が合わなければ贅沢と思われるかもしれませんが、そういう風に思わないようになれば嬉しいです。

コロナ禍での育児環境

みくりと平匡の子どもが生まれて間もなくコロナ禍での育児環境に見舞われます。

これは私たちも今まさに直面していることであるし、数ヶ月前に実際に起きた出来事です。私たちのベイビは1歳になるぐらいだったので安心とまではいかないですが、生まれたての乳児がいるご家庭だと心配ももっとあったことでしょう。妊婦さんもそうだと思います。

ここでも作中でのみくりと平匡の共通認識が素晴らしく常に同じベクトルで物事を考えていて、コロナの感染対策に関して家族間での感染を防ぐように対策して離れる決断をしましたが、常に共通認識を持って対策をしていることが夫婦として大切なことだと思いました。

この寝顔を守りたい(ベイビ)

まとめ

令和も3年になりました。今の状況はいつよくなるのか、今までのように戻るのかそれはわかりませんが、コロナ禍で社会のあらゆることが変化しました。令和になって、よりそれぞれの家族の選択肢の幅が広がる世の中になることができれば、多様なスタイルが受け入れられるようになって、生活しやすくなって欲しいです。

そして育児に関しては、みくりと平匡のように夫婦で共通認識を持って育児をして、社会全体がそれをきちんと享受できる世の中になって欲しいですね。

子どもがいる、いないに関係なく性別やパートナーに関係なく様々な環境の人々が自由に暮らせて肩身の狭い思いをしない世の中になるにはどうやって行動してけばいいのでしょうね。

でもできることとすれば、まずは知ることだと思います。自分と違う考え方や生き方をする人を知ることが自らの考え方の幅や生き方の幅を広げることに繋がるので、今回、逃げ恥で様々な生き方スタイルの登場人物のおかげでどんな風に考えているのかが少しだけ感じられたのではないかと思います。

私たちのベイビは令和を生きる子どもで、私たちの背中をみて育ちます。だからこそ今私たちが疑問に思うことをそのままにするんではなくて、解決して未来の子どもたちにバトンを渡すことができるようにしていきたいです。

夫婦でも育ってきた環境が違うのでぶつかることや考え方は全く違います。だからこそ考え方を理解するために話し合いを怠らず、夫婦で共通認識を持って子どもを育てていきたいと思いました。

まず私はみくりみたいに可愛く怒れるように気をつけたいと思います。

今回の逃げ恥の特別編での作者さんのコメントの記事を見つけたので追記しておきます。

よかったらポチッとお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へ

このエントリーをはてなブックマークに追加
雑記
スポンサーリンク
かぞくブログをフォローする
スポンサーリンク
かぞくブログ
タイトルとURLをコピーしました